MBA受験体験記 Y.S (Full-Time MBA 2015)

大学・大学院・会社での業務全てにおいて、ずっと技術畑を歩んできて、2011年ごろから企画系業務への興味が湧き出しました。技術系から企画業務への転身において、ビジネス基礎知識の習得、マーケット理解、リーダーシップを養うには、MBAが最適であると考えました。入学してから世界各国の優秀な仲間達と出会えるのはもちろん、受験勉強中も数多くの素晴らしい方々に出会う事が出来ます。特に理系技術職の私にとって、銀行員やコンサルタントの方々との会話はとても刺激にあふれるものでした。

MBA受験体験記 Y.S (Full-Time MBA 2015)

ハンドルネーム:Y.S
出願時年齢:31歳
大学:国内理系私大院卒(機械工学専攻)
職務経験:国内輸送機器メーカー(製品設計及び品質業務)
留学形態:社費留学
海外経験:なし(出張及び旅行程度)
予備校:新井塾、インターフェースのエッセイプリパレーションコース、インタビュートレーニング

受験結果:香港3校とNUS、NTU MBAを受験

略称名称合否
HKUST香港科技大学合格・進学先
CUHK香港中文大学合格
HKU香港大学合格・コロンビア大学交換留学
NUSシンガポール国立大学合格
NTU南洋理工大学面接辞退

最終スコア:語学はIELTSで受験

  • IELTS:overall 7.0 (L:6.0 R:8.5 W7.0 S:7.0)
  • GMAT:640 (Q:50 V:25) AWA 4.0 IR 3
  • GPA:大学院 3.9 大学 3.2

Why MBA:技術畑から企画業務へMBAが最適

大学・大学院・会社での業務全てにおいて、ずっと技術畑を歩んできて、2011年ごろから企画系業務への興味が湧き出しました。技術系から企画業務への転身において、ビジネス基礎知識の習得、マーケット理解、リーダーシップを養うには、MBAが最適であると考えました。

スケジュール:社内選考合格後、約1年で突破

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IELTS:IELTSはSpeakingセッションが対人面接

志望校がTOEFL/IELTSどちらでもOKでした。ネット上で調べたところ、TOEFLよりも得点を取るのが、簡単そうという印象からIELTSを選択しました。また、Speakingセッションでは、対人面接である為、留学先の会話に近い環境と思った点もIELTSを選んだ理由の一つです。

スコア履歴:出願後スコアアップし、学校にプッシュ

DateOverallListeningReadingWritingSpeakingComments
2013/2/167.06.08.57.07.0※発表後、学校に連絡
2013/1/126.56.56.56.06.0
2012/12/156.56.57.56.06.5※出願スコア
2012/11/246/06.56.55.06.0
2012/10/206.57.56.55.56.0
2012/9/16.06.07.06.05.5
2012/3/106.57.07.06.06.0
2011/12/106.06.06.55.55.0
2011/10/225.05.06.04.55.0

Reading対策(IELTS):単語力改善と問題の先読み

単語力改善の為、TOEFL3800をPart4の途中まで覚えました。ただし、IELTSでは難しい単語は出ないので、Part3くらいまでで十分だと思います。模擬/本番テストでは、問題の先読みを実施し、大体の設問を頭に入れてから、本文を読みました。比較的点数の取りやすいパートだと思います。

Listening対策(IELTS):英会話を毎日実施、スペルミス予防を徹底

特に対策はせず、ぐんぐん英会話を毎日実施しました。但し、手書きテストの為、スペルミスがNGになります。聞きとれていても、スペルミスや複数形sの付け忘れで得点減となってしまうので、十分に注意が必要です。必ず1~2箇所はスペルミス、sの付け忘れがありました。

Writing対策(IELTS):模範解答を写すことから、公式問題集をひたすら解く

全く英文を書いたことがなかったので、苦手パートでした。最初は、模範解答を写すことから始め、表現方法を学びました。その後は、公式問題集をひたすら解いて、ぐんぐん英会話の先生に添削をお願いしました。上記方法では、6.0で頭打ちになったので、Task2用のテンプレートを作成し、回答しました。それにより、7.0まで向上しました。ただ、何回IELTSを受けても、採点基準が判らなかったので、多少なりとも採点官の当たり外れもあると思います。

Speaking対策(IELTS):会話慣れは数ヶ月単位かかるため早めの開始を

外国人とほとんど話したことが無く、ListeningやReadingの勉強が主だったので、最も苦手なパートでした。英会話に慣れる為、毎日30分~1時間ぐんぐん英会話で会話の練習をしました。最初は、翻訳サイトで翻訳しながら、会話し、徐々に翻訳サイトに頼らなくても大丈夫なレベルになりました。ただ、会話に慣れるには最低数カ月の地道なトレーニングが必要になりますので、なるべく早めに会話に慣れるトレーニングをスタートした方が良いと思います。

試験対策としては、オンライン英会話の先生に試験官役になってもらい、Part2の想定質問を質問してもらい、私が答えて、私の回答に対し、添削を行って頂き、それをストックしました。勉強初期段階では、暗記ベースの勉強法でしたが、その内、回答のキーワードだけを考え、それを会話しながら繋げていくことができました。いくら質問を想定しても、それ以外から出題されることが多々ありますので、臨機応変さが重要になります。

その他(IELTS):試験会場と試験日が少ないため要注意

IELTSは、試験会場と試験日が少なく、また、試験(東京会場)は1日目にListening, Reading, Writingを行い、2日目にSpeakingを実施するという日程)で行われます。そして、認知度が低い為、参考書が少ないです。確かにTOEFLよりも点数は取りやすいと思いますが、このようなデメリットもありますので、十分に理解し、IELTSを選択した方が良いと思います。

GMAT:受験計画をしっかりたてること

最も苦戦したテストです。勉強量と点数が比例する訳でもなく、運と相性があると思います。更に1年に5回までしか受けられないという回数制限がある為、受験計画をしっかり立てることが必要です。

スコア履歴:出願後スコアップし、学校へプッシュ

DateTotalQVAWAIRComments
2013/2/24640502543※発表後、学校に連絡
2013/1/655049174.55※出願スコア
2012/12/1550501556
2012/10/2855049164.56
2012/8/18540501346

Quantitive対策(GMAT):オフィシャルガイドは簡単なのでマスアカ等を

SPIの数学と似たようなレベルです。GMAT official guideは簡単過ぎるので、Manhattanやマスアカで数学用語の暗記と練習を実施しました。

Verbal対策(GMAT):新井塾で勉強、本番はPC上でのため要注意

GMAT Official guideを一通り解いても、点数が伸びなかったので、新井塾で勉強をしました。新井塾の学習スタイルは、事前にオリジナル問題と解答を紙で受け取り、予習した後、Skype上で解法の解説(任意)というものです。この授業により、SCやCRの基本的な解法は学べます。但し、本番のPC上での解答とは異なり、紙ベースの勉強なので、注意が必要です。私はこの差に苦労しました。

AWA対策(GMAT):自分でテンプレートを作成し本番へ

GMAT answersという書籍を購入し、2~3問眺めながら、自分でテンプレートを作成しました。毎回テスト前には、1~2問を解いて、本番に臨みました。特にしっかりとした対策は不要だと思います。

IR対策(GMAT):GMAT PREPで練習した程度

特に対策はしていません。GMAT Prepを行った程度です。

テスト対策:PC上でのテスト練習を行うと本番慣れできる

紙ベースで勉強して、ある程度の正答率を確保しても、実際のテストとなると、ガクンと点数が下がります。この点に非常に苦労しました。Verbalの解法がわかってきた時点で、実際のテストと同様に、PC上でテスト練習することをお勧めします。

PC上で練習できるソフト:

  • GMAT Prep:GMACが提供するオフィシャル無料ソフトです。基本的にはこのソフトを何回もやり込むことが必要です。恐らく20回位は模擬テストを受けました。但し、問題数が少ない為、問題数を増やすアップグレード($30程度)して、練習することをお勧めします。
  • Manhattan PrepManhattan GMAT 参考書をどれか1冊買うと6回受験できます。本物のテストとフォーマットが若干異なりますが、点数も算出してくれますので、利用しました。但し、本物のVerbalに比べ、簡単であり、本物のQuantitiveよりも難しいので、あくまでも練習という位置付けで使用しました。
  • GMAT KING有料ソフトウェア(2万円弱)です。GMAT official guide本を本物のテストと同じインターフェースで解答できるソフトウェアです。点数は算出できないものの、本物のテスト形式に慣れる為に、使用しました。

エッセイ:インターフェースのコースを利用

インターフェースのessay preparation コースを利用しました。このコースは、エッセイ添削だけでなく、CVの作成、推薦状の添削、オンラインアプリケーションのチェック、インタビュートレーニング、出願戦略など受験に関わる全てをサポートしてくれます。

9月終わりから12月末までの間、毎週土曜日20時から22時で、カウンセリング(Skype)を受けました。毎週宿題(1〜2トピックについて、草案を作成)をして、カウンセリング中に講師が添削するというスタイルです。カウンセリング中は次回の宿題をやりながら、講師からの質問に答えていました。

毎週決まった時間ということで、生活や勉強のリズムを作ることができ、非常に良かったです。また、添削内容としても、アドバイスは的確であり、トピックのアイデア出しから一緒に考えて、議論でき、非常に有意義でした。エッセイの着手については、出願校の数にもよりますが、8〜9月くらいから始めた方が良いかと思います。

推薦状:上司と同僚から推薦

元上司二人、同僚一人に書いて頂きました。

インタビュー:

最も得意だったパートです。というか、低スコア(IELTS6.5 GMAT550)で出願した為、面接でアピールするしかありませんでした。

インタビュー対策1:face-to-faceの面接にこだわる

熱意をアピールし易く、物を見せながら話せる、など多くのメリットがあります。HKUSTは当初、Skypeインタビューの案内でしたが、face-to-faceに変更してもらい、HKUSTキャンパスで実施しました。

  • Face-to-faceインタビュー:HKU,CUHK,HKUST
  • Skypeインタビュー:NUS

インタビュー対策2:小道具を使う

物を使って説明した方がインパクトがあり、印象に残り易いと思い、以下の物を使いました。

  • 自分が設計した部品・・お土産に使用
  • 自分の業界をマクロ分析したグラフ(自作)・・Why MBAに使用
  • 思い出の写真・・話題が出たら使用

中でも、部品とグラフは非常に好評でした。

インタビュー対策3:ひたすら練習

インターフェースのグループインタビュートレーニングを12月〜1月で受講しました。講師の変化球的な質問の練習だけでなく、他の受講生の受け答えを見て、自分にフィードバックすることができます。その後、1月頃に1対1のインタビュートレーニングを数回受講しました。アドバイスは的確であり、とても参考になります。

また、同時期に、ぐんぐん英会話を受講し、毎日1時間オンライン英会話講師に想定質問を質問してもらい、それに答えるというトレーニングを実施しました。想定質問:Walk me through your resume, Career Plan ~short/long term~, Why MBA, Why school, Contribution, Achievement, Strength, Weakness, Teamwork, Leadership, Failure, Ethical dilemma, Question from me

インタビュー対策4:自分の業界や時事問題について考えておく

面接において必ずと言っていいほど、聞かれた質問が「ライバル社との違いは?」です。その他にも「日本の政権交代(安倍政権)はあなたの会社にとって良い?」などを聞かれました。面接で聞かれる質問を全て予測し、その回答を用意するのは不可能です。想定質問以外の質問がきても、臨機応変に対応できる様、日頃から考えておくことが必要だと思います。

終わりに:理系技術職にとって刺激のある出会い

入学してから世界各国の優秀な仲間達と出会えるのはもちろん、受験勉強中も数多くの素晴らしい方々に出会う事が出来ます。特に理系技術職の私にとって、銀行員やコンサルタントの方々との会話はとても刺激にあふれるものでした。受験勉強を少しでも楽しみながら乗り越える様に頑張ってください。