MBA受験体験記 R.M (Full-Time MBA 2016)

銀行で法人営業に携わる中で、企業の意思決定や事業戦略策定・実行等、企業経営自体に深く関わって行きたいとの思いが強くなり、MBAで体系的に経営を学んだ上でキャリアチェンジを図ろうと考えました。アジア市場に対する企業の強い関心に銀行員として直に触れる中で、今後ますますアジアビジネスを理解する必要性は高まると感じており、またそういった中で、アジアトップのMBAであるHKUSTで学ぶ事は大きな強みになると考えた。

MBA受験体験記 R.M (Full-Time MBA 2016)

性別:男
年齢:29歳
職務経験:銀行員(法人営業、他)7年
留学形態:私費
最終学歴:国内私大文系学部卒
海外経験:中国2年
予備校:アゴス、Interface(エッセイカウンセリング(メール))
受験校:HKUST
合格校:HKUST(Merit Scholarship)

Why MBA:MBAで体系的に経営を、キャリアチェンジ

銀行で法人営業に携わる中で、企業の意思決定や事業戦略策定・実行等、企業経営自体に深く関わって行きたいとの思いが強くなり、MBAで体系的に経営を学んだ上でキャリアチェンジを図ろうと考えました。

Why HKUST:アジアトップのMBA、アジア市場へ

基本的にアジアのMBAに絞って検討しており、HKUST、INSEAD、NUS、CEIBSを候補に考えていましたが、最終的にはHKUSTのみアプライしました。理由は以下の通りです。

  1.  アジア市場に対する企業の強い関心に銀行員として直に触れる中で、今後ますますアジアビジネスを理解する必要性は高まると感じており、またそういった中で、アジアトップのMBAであるHKUSTで学ぶ事は大きな強みになると考えた。
  2.  HKUSTならば、地理的な面や、アルムナイネットワークという面で、自身の中国勤務験と中国語という強みに更にレバレッジをかけられると考えた。
  3. 欧米のMBAと比較しても、HKUSTのランキングは他の有名校に比肩する水準で、(私費留学生である私は)費用対効果の観点からもアジアMBAの方が良いと考えた。

TOEFL:SとWだけアゴスで授業、試験慣れ重要

  • 2012/08 R:22 L:21 S:14 W:18 計:75
  • 2012/10 R:20 L:24 S:17 W:22 計:83
  • 2013/02 R:26 L:21 S:20 W:20 計:87
  • 2013/03 R:27 L:26 S:23 W:24 計:100(出願スコア)
  • ※この後数回受験するも、90点台で停滞・・・

105点を目指していたものの、100点を取ってから安心して怠けてしまったせいか、全然スコアが伸びず・・・。結局こちらが出願スコアになりました。

予備校に関しては、SとWだけ、アゴスで授業を受けました。RとLの事はわかりませんが、少なくともSとWはテンプレート等、「試験慣れ」する必要があるので、予備校は活用した方が良いと思います。私自身は、RとLは独学で対応しましたが、個々人の得手不得手次第かと思います。

GMAT:まずはオフィシャルガイドで

  • 1回目:620 (V:28、M:48)(出願スコア)
  • 2回目:500
  • 3回目:560

こちらも同様、1回目にしてはまあまあの点数が出て安心していたら、そこからスコアが伸びず・・・。HKUSTの合格レンジには入っていたので、エッセイ等の項目でカバーできると判断、3回で打ち止めにしました。

Quantitative(GMAT):焦らないことが重要、マスアカで独学

マスアカで独学。兎に角、焦らないことが大事だと思います。その為にも、模試みたいなものがあれば積極的に受けた方が良いと思います。

Verbal(GMAT):オフィシャルガイド中心、予備校もオススメ

私はアゴスに通学しましたが、講師との相性とかもあると思うので、時間が許すのであれば、色々と学校を試してみるのも良いかもしれません。

基本的にオフィシャルブックを中心に学習を進める事になるかと思いますが、本番の試験形式に慣れるため、模試を多くこなすべきだったな、と後から後悔しました。

私は結局620で奨学金付きのオファーをもらう事が出来たので、HKUSTに関してはエッセイや職務経験等の方がよっぽど重要かと思います。一方で、卒業後の進路でコンサル等を考えている人は、引き続きGMATのスコアを聞かれる可能性もあるので、なるべくなら700を目指した方が良いとは思います。

エッセイ:量が多くタイムマネジメントで苦労

HKUSTはエッセイの量が多く、仕事との両立でタイムマネジメントの面でも非常に苦労したので、カウンセリングは必要だったと思います。私自身はインターフェイスのエッセイカウンセリング(メール形式)を受講しましたが、カウンセラーとの相性や費用の問題もあると思うので、色々と調べて試してみた方が良いと思います。

推薦状:中国プロジェクト、ファイナンス分野

HKUSTは推薦状が3通必要でしたが、私費の為会社には伝えられず、少し苦労しました。一人は、中国駐在時代に一緒に仕事をした事のある中国人の方に元上司として書いて頂きました(中国語で書いてもらい、それを英語に翻訳しました)。内容に関しては、中国語の語学力と中国現法でのプロジェクトマネジメントの経験に関して強調してもらいました(銀行員は20代ではマネジメントポジションのタイトルは付かないので、その代わりにリーダーシップ経験がある事を推薦状で強調してもらいました)。

もう一人は、以前のクライアント企業のCFOにお願いしました。この方には、ファイナンス分野での専門知識と、コミュニケーション能力について主に強調して頂きました。基本的には自分でドラフト(日本語)したものをベースに内容に関して打ち合わせ、了解を得てから英訳しました。

最後の一人は、職場の後輩にお願いしました。上司に頼むのは難しかったのですが、カウンセラーとも相談し、やはり現在の自分の業務や仕事ぶりについて知る人からのレターが良いだろうということで、職場で親しくしていた後輩にお願いしました。彼女には、私の人となりについて主に強調してもらい、ストレスフルな職場で、職場の若手筆頭として同僚や後輩を励まし、引っ張っていた、というようなアピールをしてもらいました。

インタビュー:アジアでMBAでを学ぶことの有益さ

一回目のインタビューは、現二年生のインド人の女性でした。質問の内容は基本的にオーソドックスな内容で、Why MBA、Why HKUSTといったものが主でした。一つだけ、予想していなかった質問で困ったのが、「HKUSTがもしあなたを採用しなかったとしたら、何が理由だと思うか」というのがありました。その時はあまりうまく答えられませんでしたが、今思えば、自分の弱みを確りと把握した上で、その克服の為にもMBAで学ぶ事が必要なのだ、というような回答が望ましかったのかもしれません。

二回目のインタビューはアドミッションチームのヘッドとでしたが、こちらも特に奇想天外な質問はありませんでした。GMATの点数がネックになるかも、という不安感があったので、なるべく数字を使って、ロジカルシンキング面に対する不安感を取り除きたいな、と考えていましたが、丁度「何故アジアなのか?今後アジア地域の経済的魅力が薄れるとは思わないか?」といった趣旨の質問があったので、頭に入れてあった日本企業のアジア地域におけるM&A件数・金額推移の数字を例に出し、企業が如何にアジア地域に注目しているかということと、その中でアジアのMBAで学ぶ事が如何に有益だと考えているか、ということを説明しました。

最後に:アルムナイ・在校生とのコンタクト

仕事との両立等、MBAの準備は本当に大変で孤独な戦いだと思います。使えるものは何でも使って、頼れるものは何でも頼っていいと思います。私の時も、勇気を出してアルムナイの方・在校生の方にコンタクトを取りましたが、その方々が大変親身になって相談に乗って下さいました。(今でもよく親身に相談に乗ってくれる、大変ありがたい先輩です。)

何か力になれる事があれば、我々現役生も、出来る限り応援したいと思っているので、是非遠慮なくコンタクトしてみて下さい。